『旅するおやつ時間』~第1弾 米花「くるみみそ」鬼ぐるみ(新潟県阿賀町)~
新潟県 阿賀町。
希少な鬼ぐるみの産地は自然豊かな、冬は豪雪に閉ざされる町。
川辺に、家庭に、大きなくるみの木が茂ります。
ほとんど手を加えないくるみの木は、無農薬無肥料も魅力。
この土地の鬼ぐるみの収穫は、
秋になり、樹上で熟し自然落下したものを拾い集める方法で行われ、
その後、1~2週間かけて黒く完熟するまでじっくりと待ちます。
柔らかく完熟した黒い実をむき、綺麗になるまで洗いを繰り返すこと3、4回、
やっと見覚えのあるくるみらしい姿になり、さらに天日に干すこと3、4日。
また陰干しをすること1週間。
たっぷりと時間をかけて殻つきくるみの姿に。
そして、ここから殻むきの手間ひまが始まります。
一般的な洋ぐるみよりも、殻が堅く、割るのが大変なこと。
更に中の入り組んだ形が、何ともくるみを取り出しにくくしているのです。
大量生産できる洋ぐるみに比べ、手間ひまのかかる「鬼ぐるみ」。
一度食べれば、その濃厚なコクと美味しさに魅了されてやみません。
丁寧な手仕事で仕上げられたこのくるみは、変質しにくく、長く美味しさを保つことができます。
是非、この機会に味わってみてはいかがでしょうか?
今回の旅するおやつ時間の素材、ご協力は「奥阿賀コンビリー」様。ご興味のある方は是非こちらもご覧ください。↓
米花~くるみみそ~
鬼ぐるみを使用した、くるみみそをひとくちサイズのお煎餅にたっぷりとまとわせました。8枚入380円(税別)